シンプルな動きですが、効果がとても高く、肩こり、腰痛の改善、心身の不調の緩和がすぐにみられます。
継続的に練習を行うことで身体の気の巡りが良くなるので、血行も良くなり、
肌や髪の艶が増してアンチエイジング効果が期待できます。
また体幹が鍛えられますのでバランスの良い体形に変化していきます。
毎回の授業で必ず行う四段功は有名な少林寺72芸の中の一つの功法で
身体全体を各方向に伸ばしたり、曲げたり、ねじったりしながら、呼吸法とイメージを合わせて行います。
ゆっくりとした動きに合わせて呼吸も深く行います。
氣麗道の少林寺気功教室では、下記のメニューをお教えしています。
少林寺四段功
少林寺七十二芸の中の功法で、シンプルな動きでありながら、全身くまなく動き伸ばし、
体中の気の巡りが良くなり、美容と健康に効果が高いのが特徴です。
通天採気の効果は、首・手・腕・背骨・足・腰というように
手の指先から足のつま先までを伸ばすことにより、肩こり・腱鞘炎・腰痛などを防ぎ、
全身を柔軟にして若い身体をつくる。
呼吸は、体を上に伸ばしたときに吸いゆるめたときに吐く、と覚えておこう。
中医学では病気のもとになるものを邪気というが、
吐くときに身体の中の邪気、病気を、湧泉(足の裏の真ん中よりやや上)を
中心とした全身のツボと毛穴から外に出すとイメージする。
体を上下に伸ばすとき、両手の労宮と百会、天の気、つまり陽の気、
これがつながるというイメージをもつ。これを通陽という。
体を曲げ、手を下に向けたとき、論宮と湧泉と大地の気、つまり陰の気、
これらがつながるというイメージをもつ。これを通陰という。
上半身を回すとき、自分の気の回転と、
体が描く円に触れる外の気を合わせて交流させるようにイメージする。
引っ張り、ゆるめるで一セット。これを各八回行う。
気功の練習のことを練功というが練功を重ねることによって足の裏の湧泉が開き、大地の気と交流できるようになる。
陰陽回転の効果は、体の縦軸、つまり背骨を中心に、首からかかとまでをねじって全身を柔軟にし、若い身体をつくる。
身体が後ろ向きになったとき、目は左右それぞれの足のかかとを見るようにする。
左右にねじりながら丹田(おへそから指三本の奥)へその真裏にある命門を中心に円を描き、
陰陽の気、さらに宇宙の気と交流するようにイメージする。
具体的には、左(右)側にねじるときに、身体の胸側の陰のツボが自然界の左(右)方向の気と交流し、背中側の陽のツボが右(左)方向の気と交流するようにイメージする。
左右沖拳の効果は、中心の移動により膝・足・腰を強化し、バランスのとれた安定性のある身体をつくることだ。
また、脳を活性化し、両手・両足の運動神経をよくする。
少林寺らしい、武術の型をもとにされている動きです。
馬歩虎掌の効果は、「虎の手」をつくることにより、指先の経絡の末端を刺激し、内臓を強化する。
手の指先には、内臓や指先につながる経絡がたくさんあり、また脳神経も刺激するため、認知症予防にも効果がある。
また、毛細血管の循環をよくし、身体全体の血液循環もよくなる。
四十代の頃から、腎の先天の気、つまり生まれ持っている気が弱くなり、環境や社会生活の影響を受けて上半身に気が上がってきているが、この動作をやることで気を下げることができるようになり、精神面を安定させることができる。
少林寺一歩坐禅気功
リラックス、ストレス解消に効果絶大。さらに集中力を強化して、潜在能力を開発していきます。
少林寺は禅の総本山で、坐禅も大元ですから様々は瞑想法があります。
中でも一歩坐禅気功は、初心者でもイメージを用いて入静状態に入りやすく効果も得られやすい瞑想法です。
養生六式
ゆったりと優美な動きが特徴で、自然界と宇宙と交流し、自身の気を大自然と巡回させるイメージをもって行う。
体調改善、病気改善に効果が高い功法。
少林寺易筋経(外経)
深い呼吸に合わせて、身体の四方などに腕を伸ばし、力を入れる、緩めるを独特の呼吸法とともに繰り返し行う。
気の強化に絶大な効果があります。
少林寺八段錦
もともとは、少林寺の易筋経から派生した功法です。
どの動作も経絡への刺激が行きわたり、使われるイメージも多彩で、シンプルな動きの中に気功の深いエッセンスが込められており、身体の柔軟性も増す。
様々な流派によってアレンジされ世界中で有名ですが、少林寺八段錦は、元祖であり、最もオリジナル性を残すものです。